がん患者にも楽しい食事を がんセンターとキッコーマンがレシピ共同研究

がん患者にも楽しい食事を がんセンターとキッコーマンがレシピ共同研究

がん治療の副作用に悩むがん患者にも、楽しく食事をしてもらおうと、千葉県がんセンター(千葉市中央区)と、キッコーマン(野田市野田)が、料理レシピの共同研究に乗り出した。県内のがん専門病院と、大手食品メーカー連携による研究はこれまでに例がないといい、食生活を充実させることで、がん患者の生活の質(QOL)の向上につながると期待が寄せられる。

 県がんセンターによると、抗がん剤治療や放射線治療では副作用として食欲不振、味覚や嗅覚(きゆうかく)異常があらわれ、食事の悩みを訴える患者が多いという。同センターでは「食事を楽しむことで、治療にも前向きになれる」と話す。

 共同研究では、抗がん剤の通院治療を受ける患者50人を対象とし、甘み、辛み、苦味、酸味など7種類の味覚の感じ方を検査。嗅覚に関するアンケートも実施し、これらのデータをもとに、キッコーマンが傾向を分析。患者の症状に合った味付けや、調理方法をセンターの栄養士らと共同で開発するという。

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