石綿被害で和解成立 中皮腫男性と建材メーカー

石綿被害で和解成立 中皮腫男性と建材メーカー

神戸市の建材メーカー「ノザワ」のアスベスト(石綿)製品を運搬する運送会社に勤務していた福岡市の男性(58)が、ノザワが石綿への安全対策を怠ったため中皮腫になったとして6千万円の損害賠償を求めた訴訟は2日、福岡地裁(増田隆久裁判長)で和解が成立した。

 双方は和解条項の詳細を明らかにしていないが、同社が和解金を支払う内容とみられる。男性は「それなりに納得できる和解ができ、これから心身をゆっくり休めることができます」としている。

 男性の弁護士によると、男性は昭和49~56年、ノザワの門司工場(北九州市)で製造された石綿を含む建材を、トラックに積み込んで建築現場や倉庫に運搬する仕事に従事。平成20年に悪性中皮腫と診断され、現在も治療中という。

 ノザワは「和解したことは事実だが、詳細はコメントできない」としている。

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