重複がん患者が増加傾向 長崎原爆病院の診療状況

重複がん患者が増加傾向 長崎原爆病院の診療状況

長崎市の日赤長崎原爆病院は3日、平成21年度に入院した被爆者の診療状況を発表した。2カ所以上の部位にがんを患った被爆者が20年度の39人から50人に増えるなど、重複がん患者が増加傾向にあるという。

 朝長万左男院長は「近距離の被爆者は遠距離の被爆者に比べ、2倍以上重複がんを発病するとの統計もある。全身で放射線を浴びたため、体のいろんな部位にがんを患う可能性が考えられる」と説明した。

 入院被爆者は20年度より52人少ない1900人で、平均年齢は78・7歳。がん患者が624人で最も多く、亡くなった85人のうち7割の死因が、がんだった。

 原爆症認定申請の相談件数は前年度の465件から293件に減少した。病院は「申請可能な人はおおかた申請を済ませ、ピークを過ぎたのではないか」としている。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


バトムンフ・バトツェツェグさん:留学中に乳がん発症、都城で治療を継続 /宮崎 »
« デリミートの摂取はぼうこうがんリスクを高める、 米国立がん研究所