がん検診受診率26.7% 目標の半分にとどまる

がん検診受診率26.7% 目標の半分にとどまる

健康増進法に基づく5つのがん検診で、2009年度の県内の平均受診率は前年度比2・8ポイント増の26・7%となり、3年連続で向上したことが県のまとめで分かった。だが、県が掲げる「12年度までに50%」の目標にはほど遠く、健康増進課は「がんは早期発見が重要」と積極的な受診を呼び掛けている。

 同課によると、胃がん、肺がん、大腸がんの各検診を、40歳以上の男女を対象に年1回実施。さらに、子宮がんについては20歳以上の女性、乳がんについては40歳以上の女性を対象に、原則2年に1回の受診を呼び掛け。県内の全510医療機関などで受診者数を調べた。

 最も受診率が高かったのは肺がんの42・0%で、前年度と比べて5・5ポイント上昇。大腸がん26・6%(前年度比0・8ポイント増)、胃がん21・8%(1・9ポイント増)、乳がん18・9%(2・0ポイント増)、子宮がん18・3%(3・6ポイント増)と続く。

 実施主体別では、企業などが行う職域の平均受診率が前年度比3・0ポイント増の34・1%と高く、国民健康保険加入者らを対象にした市町実施分は2・6ポイント増の18・7%だった。地域のばらつきも目立ち、最高の池田町が37・8%に達したのに対し、敦賀市は最低の12・8%にとどまった。

 受診率の向上を目指して県は今年5月から、受診者が日時や医療機関を選べる個別受診を導入し、市町ごとに異なっていた受診料を一律化した。担当者は「各対象者に受診券を発行するなどの工夫もして、積極的受診を働き掛けていく」と話している。 

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