武蔵川理事長 辞任へ 胃がん手術、体調考慮

武蔵川理事長 辞任へ 胃がん手術、体調考慮

 日本相撲協会の武蔵川理事長(62)=本名石山五郎、元横綱三重ノ海=に胃がんが見つかり、名古屋場所中の七月二十二日に東京都内の病院で胃の全摘出手術を受けていたことが、四日までに分かった。現在は東京都荒川区の武蔵川部屋で療養中。五日に東京・両国国技館で記者会見を行い、病状を公表する。野球賭博問題など不祥事で揺れる協会の改革半ばではあるが、この日文部科学省から交代を求める要望が出たこともあり、体調面も考慮して、同日開かれる理事会で辞任を表明する見通し。 

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 村山弘義理事長代行(元東京高検検事長)は四日午前、相撲協会の監督官庁の文科省から武蔵川理事長の交代を要望された。その後、同日の臨時理事会はこの事態を重く見て、出羽海理事(元関脇鷲羽山)放駒理事(元大関魁傑)友綱理事(元関脇魁輝)の幹部を武蔵川理事長のもとへ派遣。同理事長の意向を確認したという。関係者によると、武蔵川理事長は「体調面が優れず、不安もある。(一連の不祥事で)責任も感じている」などと漏らしているという。

 関係者によると、後任には外部理事の村山理事長代行が就任する案が浮上している。協会内部から選ばれる場合は、理事会出席者全員による投票で最多数の票を集めた理事が就任する。一部理事によると、前理事長の北の湖理事(元横綱)が有力視され、放駒理事や若手の貴乃花理事(元横綱)の名前も挙がる。

 この日の臨時理事会では、協会の全般的な改革を目指す第三者機関「ガバナンス(組織の統治)の整備に関する独立委員会」から提示された暴力団排除対策案の骨子を受け入れることを決めた。独立委が七月三十一日の第三回会議で示した骨子には、暴力団との交際や違法賭博の禁止などの項目が盛り込まれた。

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