武蔵川理事長、胃がんだった…説得されて辞意表明せず

武蔵川理事長、胃がんだった…説得されて辞意表明せず

気で療養していた日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)は5日、東京・両国国技館で開かれた臨時理事会後に記者会見し、理事長職に復帰することを明らかにした。理事会で辞意を表明する予定だったが、理事会直前に説得されて急きょ態度を変えたことが同日分かった。一部の理事らには理事会での辞意表明の意向を告げていたという。

 記者会見では、7月21日に胃がんの手術を受けていたことも公表。当面は理事長を続けるが、関係者によると、8月中に辞任する見通し。辞意表明は理事会の日になるとみられ、今月は12日と23日に臨時理事会が予定されている。早ければ12日にも態度を明らかにする可能性がある。後任は2人の外部理事を含めた12人の理事による互選で決める。

 武蔵川理事長は体調面の不安や、賭博問題など一連の不祥事の引責で辞意を固めたとみられる。会見で、辞任について問われ「とにかく今は協会員全員で難局を乗り切るため、意見をまとめ上げていかなきゃいけない」と話し、明言を避けた。

 武蔵川理事長は弟子の野球賭博関与で7月4日から謹慎し、名古屋場所終了後の同26日以降も復帰できずにいた。その間、代役を務めた村山弘義外部理事は5日付で、理事長代行職を解かれた。

 関係者によると、この日の理事会前、後任の理事長人事が固まっていない上に、復帰した直後に辞任すると体裁も良くないとして、協会役員が続投するように説得した。

 また、中堅、若手中心の有志の親方約40人がこの日、理事会を前に臨時会合を開き、力士出身の理事長のもとでの改革を希望する立場から、武蔵川理事長の続投を求める意見をまとめ、理事長に伝える動きもあった。

 関係者によると、相撲協会は4日、文部科学省から武蔵川理事長の交代を強く要望され、同日の理事会で理事長の交代を討議した。この理事会で、秋場所(9月12日初日・両国国技館)は新体制で臨むことを了承した。

 陸奥理事(元大関・霧島)「(理事長を)辞めるのは簡単だけど、続けるのは大変なことだ。(武蔵川理事長は)体重が10キロくらい落ちて、首も痛めていると聞いている」

 放駒理事(元大関・魁傑)「(武蔵川理事長の当面の続投に)異論がなかったから(理事会は)すぐに終わった。どこかで(後任の理事長候補として)僕の名前が出ていたけど迷惑だ」

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